【この記事はこんな人におすすめ】

  • 副業に興味があるが、何から始めればいいのかわからない
  • ライティングやWeb制作など、単発の仕事で収入が伸び悩んでいる
  • スキルシェアで講師をしているが、働ける時間に限界を感じている
  • ノウハウ系のブログを書いている(資格試験、ヨガ、ランニングなど)
  • 人に教えるのが好き/特定の事柄について質問されることが多い

副業でひとりブラック企業化していませんか?「労働依存」の罠

スポット案件や単発業務──時間を切り売りする副業の現実

ライティング、Web制作、単発の講師業など、「スキルで稼ぐ」副業は手軽に始められる一方で、1案件ごとに自分の時間を切り売りする形になります。「働いた分だけ収入になる」といえば聞こえがいいですが、実際は時間との戦い。完成度を上げようと頑張れば頑張るほど、時給に換算すると報酬に見合わない仕事になってしまいます。そしてもちろん、時間がなければ稼げない。丁寧な仕事を心がける人ほど、時間が足りないというジレンマに悩むことに。

「働いた時間=収入」の壁。休めば収入ゼロ、増やすにも限界がある

「今日は子どもの用事で1時間しか作業できなかった」「案件の単価は上がらないのに時間だけ奪われる」──そんな悩みを抱えている人も多いのではないでしょうか? 自由を得るための副業のはずが、結局時間に追われ、疲弊していく……。それ、まさに“ひとりブラック企業”状態です。


“時間”ではなく“コンテンツ”が稼ぐ副業スタイルとは?

自分のスキルや経験を“仕組み化”して稼ぐ|コンテンツが働く副業とは?

時間に縛られず、作ったものが継続的に収入を生む──それが“コンテンツで稼ぐ副業”です。たとえば、

  • よく聞かれる内容をPDF教材にして販売
  • 知識をまとめた講座を動画にして公開
  • 会員制のクローズドコミュニティ運営 といった形で、自分が教えてきたこと・伝えてきたことを「資産」に変えていくのです。

一人に教えるから、多人数に届けるへ。時間の壁を越える仕組み

例えば、1人の生徒に1時間かけていた英会話の指導内容を、コンテンツとして制作します。講義動画、またシャドーイング用の音声ファイルとテキストでもいいでしょう。こうしたコンテンツを販売する仕組みと、個別の質問を受け付けるコミュニティを組み合わせれば、何十人にも同じ内容を届けることができ、あなた自身が対応する時間は大幅に短縮されます。これが「時間を切り売りしない」副業です。

講座・教材・動画・クローズドSNS──ストック型副業の選択肢

講義動画や音声教材、解説付きのPDF資料など、形に残るコンテンツはすべて「ストック型」の副業の素材になります。こうした素材をまとめて販売したり、継続的に配信したりすることで、自分が稼働していない間にも収入が発生する仕組みが作れます。

これを実現するためのプラットフォームも充実しています。Teachable、Udemy、note、そしてFAZZYのようなクローズドSNSなど、自分のスタイルに合った媒体を選び、コンテンツとコミュニティを組み合わせれば、“教える”副業が“仕組みで稼ぐ”副業、すなわち「ストック型の副業」へと進化していきます。


コンテンツで稼ぐ副業に切り替える3ステップ

オンライン講師の仕事をしている人でなくても、コンテンツ教材を用いたストック型の副業を始めることができます。そのために、自分の強みを見つけましょう。

1. 自分の中にある“教えられること”を見つける

自分が得意なことや、調べて苦労したこと、誰かに説明したことがある内容などを振り返ってみましょう。特別なスキルでなくても構いません。経験や視点そのものが、他の人にとっては価値ある情報になり得ます。それらをリストアップすることが、コンテンツ作りの第一歩になります。まずはそういった話題を洗い出しましょう。それが、教材や講座のネタになります。

ジャンルはなんでも構いません。

ライティング、校正の仕方、確定申告のコツといった実務系。

ハンドメイド、ヨガ、太極拳、、トレッキング、サーフィンといった趣味。

語学、小説の書き方、自己啓発など。

自分自身がまとまった情報が得らず、調べるのに苦労したことも、ネタになります。

2. それを“誰に・どうやって届けるか”を決める

ターゲット(届けたい相手)を定めることで、コンテンツの中身や発信方法が明確になります。初心者向けなのか、経験者向けなのかでトーンも構成も変わります。

3. クローズドSNSなどのプラットフォームで“場”を作り、届ける

自分のペースで、価値ある情報を定期的に提供する場所=“自分の教室”を持ちましょう。クローズドSNS「FAZZY」などを活用すれば、コンテンツとコミュニティをパッケージにして提供できます。


「教えられることなんてない」は思い込みかもしれない

自分が当たり前だと思っていることこそ、誰かにとって価値になる

「こんなこと、わざわざ教えるほどのことじゃない」と思っている知識や経験こそ、実は多くの人がつまずいているポイントだったりします。たとえば、「初心者向けキャンプ道具の選び方と使い方」や「ベランダ菜園の作り方」、あるいは「弓道のコツ」など。弓道のように専門性の高い分野であっても、初心者向けにわかりやすく伝える内容にはニーズがあります。専門家ではなくても、自分なりの工夫や経験があれば、それは同じ段階にいる人にとって貴重な情報です。自分なりに工夫しながら続けてきたことには、リアルな体験と独自の視点が宿っています。

こうした情報は、専門書や講座にはない具体性や親しみやすさがあり、「実際にやってみた人の声」として信頼されることが多いのです。あなたが数ヶ月かけて身につけた知識や工夫は、今まさに同じことで困っている誰かにとって、大きな価値になるかもしれません。

だからこそ、完璧でなくていいし、資格も不要です。“ちょっと先を行く人”として教える姿勢があれば、それだけで十分伝える意味があります。


まとめ|“時間を切り売りしない”副業で、自分らしい働き方と収入を手に入れよう

あなたの「好き」「得意」「経験」は、コンテンツに変えることで“分身”のように働いてくれます。時間に縛られず、誰かの役に立ちながら、自分らしい副業スタイルを実現しましょう。

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