教える仕事を始めてみたい。オンライン講師で副収入を得る方法

副業として人気が高まっている「教える仕事」。なかでもオンライン講師は、通勤の必要がなく、自宅で自分の得意分野を活かしながら収入を得られるスタイルとして注目されています。仕事を辞めて起業するわけでもなく、今の生活に無理なくプラスできる働き方。それがオンライン講師の魅力です。

とはいえ、「何から始めればいい?」「講師ってどうやってなるの?」と思う方も多いのではないでしょうか。この記事では、オンライン講師として活動するためのステップや必要なスキル、そして“継続して稼ぐ仕組み”について、詳しくお伝えします!

オンライン講師という働き方が注目されている理由

オンライン講師という働き方は、ここ数年で急速に広がりました。背景には、働き方の多様化とテクノロジーの進化があります。ZoomやGoogle Meet、そしてクローズドSNSなどのツールが整備され、誰でも簡単に「教える場」を持てるようになったのです。

また、副業解禁の流れもあり、「週末に1レッスンだけ」「月に数回だけ」というようなスモールスタートが可能になったことも、大きな理由の一つです。

副業として、自分の空いた時間に知識を活かして働きたい。そのニーズにぴったり合致するのがオンライン講師という働き方なのです。

オンライン講師になるには?

オンライン講師になるのに、特別な資格は必要ありません。「何を教えるか」と「誰に教えるか」が明確であれば、それだけで立派な講座が成り立ちます。

例としては:

  • 英語や国語などの学習指導(学生・社会人問わず)
  • プログラミングやデザインなどのスキル系(未経験者向けや転職希望者向け)
  • 資格試験や受験対策(独学では心細い層に向けて)
  • ハンドメイド、イラスト、音楽など趣味領域(共感と共通点がカギ)

まずは自分の得意や経験を棚卸しして、誰かの役に立ちそうなテーマを探してみてください。「自分には特別なスキルがない」と思っている方も、意外と他人にとっては貴重な知識を持っていることが多いものです。

スポット講師で満足ですか?

ココナラやストアカなどのスキルシェア系サービスは、「まずは教えてみたい」という方には最適なスタート地点です。登録すればすぐに講座を作成可能。サービスの規模が大きければ、初回の顧客獲得も案外簡単です。

しかし、多くの人が直面するのが“継続の壁”。

  • 単発講座が多く、一度きりの関係で終わる
  • 次の受講者を毎回探さなければならない
  • 競争が激しく、価格を下げざるを得ない
  • 時間の切り売りになりやすく、積み上げがしづらい

さらに、スキルシェア・サービスでは手数料の高さも課題です。講師側には20%以上の手数料が課されることが多く、生徒側にもサービス利用手数料がかかる場合があります。結果として、価格を抑えても講師の手元に残る金額が少なくなり、受講希望者の心理的ハードルも高くなってしまいます。

一方、クローズドSNS型のプラットフォームであれば、クレジットカード決済手数料とプラットフォームの使用料を合わせても、スキルシェア・サービスの利用料より低く抑えられますし、出金手数料もかかりません。生徒側の手数料負担もなく、安心して学びに参加してもらえる環境が整えられます。

コンテンツを蓄積して収入を生む仕組みへ

クローズドSNS型の最大の利点は、教材を“資産化”できる点です。たとえば、スライド資料や動画をアップロードしておけば、あなたがリアルタイムで対応しなくても、生徒は好きなときに学ぶことができます。

一度作った教材が、何度でも、何人にも届けられる──そんな仕組みが整えば、あなたの教える力は“時間”に縛られません。

リアルタイムでのレッスンでは、一人の生徒に1時間を費やす必要がありますが、動画教材やPDF資料を用意しておけば、その1時間の労力が、10人、100人に同時に届く可能性が生まれます。

これはまさに、「時間を切り売りする講師」から、「知識という資産を積み上げ、繰り返し価値を生み出す講師」へのシフト。副業であっても、限られた時間の中で最大限の成果を出すために、非常に理にかなったスタイルです。

さらに、コミュニティ機能を使えば、講師と生徒、生徒同士の交流が生まれやすくなります。質問や相談が自由に行き交う空間が生まれることで、学びが深まるだけでなく、学習継続のモチベーションにもつながります。

継続収入につながる仕組み=月額制×クローズドSNS

そして、こうしたクローズドSNSの仕組みを活かして、サブスクリプション(月額制)を導入すれば、さらに強固な継続収入の土台がつくれます。

生徒にとっては、ひとつひとつの講座に課金するのではなく、月額で「自分のペースで学び放題」になるため、気軽に参加しやすくなります。そして講師にとっては、ある程度の加入者数が集まれば、安定した収益が毎月見込めるようになります。

単なる講座配信にとどまらず、サロンのような役割も担うことで、教室全体が“学びとつながりの場”になっていくのです。

自分だけの教室を持ってみよう

クローズドSNS型の仕組みを活用すれば、単なる「オンライン講師」から一歩進んだ、“自分の教室”のような空間を築くことができます。

たとえば、スポット講師としてスキルシェア・サービスに依存して活動していると、決められた枠組みの中で教えるだけになりがちです。しかも、報酬からは高額な手数料が差し引かれ、運営側のルール変更の影響からも逃れられません。

しかし、自分専用のクローズドSNSを使えば、講座の形式や料金設定、配信のタイミングまですべて自分で決めることが可能です。「自分で運営し、自分で教えて、直接収入が得られる」構造を築けます。

  • 会員限定で情報を配信できる
  • 生徒同士の交流を促す機能がある
  • イベントや限定コンテンツも柔軟に設定できる

こうした環境を活かして、「講師と生徒」「生徒同士」のつながりが生まれれば、ただのオンライン講座を超えた、“学び合いの場”が育っていきます。

副業として始めた小さな取り組みが、気づけば多くの仲間が集う場になり、あなたの講座がブランドとして成長していく。そのプロセスを、自分の手でつくれるのが、クローズドSNSの最大の魅力です。

こうした機能を活かせば、単なる“教える場所”ではなく、“学びのコミュニティ”を作ることができます。副業としてのスタートでも、徐々にあなた自身のブランドや講座が育っていく。その過程も、非常にやりがいのあるものです。

まとめ

オンライン講師は、誰でも始められる副業のひとつですが、継続して成果を上げるには仕組みが重要です。

スポット講師で終わらせず、コンテンツを蓄積し、コミュニティを育てていく。そうすることで、「好きなことを教える」が「継続的な収入」につながっていきます。

あなたの知識と経験を、必要としている誰かへ届けるために。まずは一歩、踏み出してみませんか?

【参考記事】

教室の器となるオンラインサロン構築について「真似するだけ!オンラインサロンの作り方#1|環境構築編【無料で開設】」

教材コンテンツを充実させるために「真似するだけ!オンラインサロンの作り方#2|コンテンツ充実編【サブスク対応】

レッスン料の決済方法について「真似するだけ!オンラインサロンの作り方#3|決済設定ガイド【安心安全な決済方法】」

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